c言語での入力と出力
c言語だけにこだわらず、ほとんどのプログラミングで基礎となるのは「入力」と「出力」です。
まず一番最初に知ってほしいことだと思って1回目に選ばせていただきました。
入力や出力というのは実際に結果が目に見えるので、やりがいもあります。
今回は出力をしていきましょう。
入力をするには
c言語で入力を可能にするには
#include<stdio.h>
printf("");
この二つを使用します。
説明
#include<stdio.h>は
printf関数を使用できるようにするための宣言です。
これは暗記ですね。
printf(“”);は
“”の中の文字列を画面に出力する関数です。
いきなり関数なんて言われても難しいでしょう。
いまは、「文字を画面に出力するための文字」程度のに覚えてください。
例えば「おはよう」を出力したいときは「printf(“おはよう”);」と記述します。
ソースコード例
#include<stdio.h>
int main(void)
{
printf("こんにちは");
printf("こんばんは");
return 0;
}
このプログラムを実行すると「こんにちはこんばんは」という文字が画面に表示されるでしょう。
しかし、これでは、どこが区切れ目なのかわかりにくいですよね。
そこで、改行を入れてみたいと思います。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
printf("こんにちは¥n");
printf("こんばんは");
return 0;
}
どこを変えたかというと「こんにちは」の後に「¥n」が入っているのが見えますよね。
これが、改行を意味します。
演習問題
問題1 画面に次のように出力しなさい
こんにちは、今日はいい天気ですね。
問題2 画面に次のように出力しなさい
「あなたの年齢は何歳ですか」
「私の年齢は20歳です。」
(2文の間は1行あけなさい)
演習問題回答と解説
問題1解答
#include<stdio.h>
int main(void)
{
printf("こんにちは、今日はいい天気ですね。");
return 0;
}
ここは「¥n」をつけたほうがいいですが、つけなくても大丈夫です
問題2解答
#include
int main(void)
{
printf("「あなたの年齢は何歳ですか」\n");
printf("\n");
printf("「私の年齢は20歳です。」");
return 0;
}
ココでのポイントは「¥n」を二つ続けて書くことです。
慣れてきたらこちらの書き方も試してみてください。
#include
int main(void)
{
printf("「あなたの年齢は何歳ですか」\n\n「私の年齢は20歳です。」");
return 0;
}
c言語には行という概念がないので、このような書き方でも実行できます。
あなたの見やすいほうで、書きましょう。
まとめ
基本となる出力というのは、ほんとに大切なものです。
これ以外にもprintf();の使い方があります。
それは「変数」という概念を覚えてから書くことにします。