出力できるのは、入力したものだけに限りません。
数字を入力して、計算させて出力することができます。
プログラミングをするうえでは必須となることです。
c言語で足し算をする
まずは、次のソースコードを入力してください。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a+b);
return 0;
}
以前やったscnaf関数を使い二つの整数を入力していきます。
その和を出力するプログラムです。
足し算は普通に「+」で表すことができます。
printfで出力するときに足し算をしています。
あまり悩むことはないですね。
※\nは改行を表します。(してもしなくてもいいです。)
c言語で引き算をする
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a-b);
return 0;
}
引き算ですが、上のソースコードの「+」のところを「-」にしただけです。
c言語で掛け算をする
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a*b);
return 0;
}
掛け算をするには、「*」を使用します。
特殊なものなので、忘れないようにしましょう。
c言語で割り算をする
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a/b);
return 0;
}
一番注意してほしいのは、割り算です。
「/」という記号を使用します。
仮に3と2を入力してみてください。
結果は、1となるはずです。
整数型(int型)で計算しているので、少数は切り捨てになります。
四捨五入ではありませんよ。
特殊な演算 余りを出力する
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a%b);
return 0;
}
余りを出力するには、「%」を使用します。
仮に4と2を入力してみましょう。
結果は0となります。(余りがないので)
少数を計算するには
少数を計算するには簡単です。
int型ではなくdouble型にするだけです。
#include<stdio.h>
int main(void)
{
double a;
double b;
scanf("%lf",&a);
scanf("%lf",&b);
printf("結果は%lfです。\n",a/b);
return 0;
}
※「%d」は「%lf」に変更することを忘れないようにしましょう。
練習問題
問題1 1と5を入力して、その和を出力しなさい。
問題2 3を入力して、その2乗を出力しなさい
問題3 5と3を入力して、その余りを出力しなさい
練習問題 解答と解説
問題1解答
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a+b);
return 0;
}
これは説明は不要ですね。
問題2 解答
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
scanf("%d",&a);
printf("結果は%dです。\n",a*a);
return 0;
}
これは入力は、1つで十分ですね。
printfでは、「a*a」とすることで、その数の2乗を表すことができます。
結果は9となれば正解です。
問題3 解答
#include<stdio.h>
int main(void)
{
int a;
int b;
scanf("%d",&a);
scanf("%d",&b);
printf("結果は%dです。\n",a%b);
return 0;
}
結果は2となれば正解です。
5割る2は1余り2ですから。
ちなみに「/」を使えば1と出力されます。
まとめ
四則演算は基本中の基本ですので、「+」「-」「*」「/」は使えるようにしましょう。
ついでに余りの計算もできるといいですね。